持続グルコース測定(CGM)の意義と
血糖変動が大きい糖尿病患者の特徴
取材協力:順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学 教授 綿田 裕孝 先生
糖尿病の治療は血糖コントロールによって微小血管障害や動脈硬化性疾患の合併を防ぐことが目標となります。薬物療法では、新たな経口血糖降下薬などが登場しており、患者さんの病態に合わせた服薬管理、指導が求められています。
循環器疾患は、薬による治療だけでなく栄養管理や運動療法など、多職種連携による患者指導、疾病管理が重要となります。服薬指導にも役立つ他職種による患者指導や最新のトピックスについて、専門医に解説していただきました。
薬局薬剤師による服薬指導では、薬剤情報の提供のみならず、治療や健康づくりのサポート、生活ニーズに沿った相談対応など、幅広い役割が求められています。薬剤師が循環器疾患を持つ患者さんのニーズを引き出し、信頼関係を構築するうえで重要となるのが対人コミュニケーションスキルです。調剤薬局での服薬指導の場面をマンガで紹介し、専門家にコミュニケーションのポイントを解説していただきました。